ロマン・ガリー


ロマン・ガリー

ロマン・ガリー(Romain Gary 1914年5月8日生)
 [フランス・小説家/映画監督]


 1914年、ロシア帝国領ヴィリナで生まれた。14歳の時、母と共にフランスニースに移り住み、フランスに帰化した。高校を卒業後、エクス=アン=プロヴァンス大学法学部に入学、パリの法学部へ転校して、ここで法学の博士号を取得した。

 第二次世界大戦後、フランス外務省に勤務し、ブルガリア、スイス、アメリカ各国の大使館参事官や、ロサンゼルス駐在領事を務める傍ら、小説を執筆し、1956年ロマン・ガリー名義『天国の根』と1975年エミール・アジャール名義『これからの一生』で、2度ゴンクール賞を受賞した(本来原則として一人につき一回しか受賞できない)。

 1962年、映画女優のジーン・セバーグと結婚し、『ペルーの鳥』の監督など映画界でも活躍した。『レディL』など映画化された作品も多い。1970年にセバーグと離婚。

 1980年12月2日、パリの自宅アパートで口に銃口をくわえて拳銃自殺を遂げ、その生涯を閉じた。自殺の直前にガリマール出版社の担当者へ、自分の死はジーン・セバーグの死(1979年没)とは関係ないことと、エミール・アジャールが自分であることを記した文書を送った。文書の最後は、「大いに楽しんだ。ありがとう。さようなら」と結ばれていた。その死によってロマン・ガリーとエミール・アジャールが同一人物だと世間が知ることとなった。

 1980年12月2日死去(享年66)





w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ