セーラームーン

もしもハンバーガー屋にあの家族があらわれたら…
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休日の日曜日
ほたるが広告を持ってきた

「はるかパパ、みちるママこれ食べてみたい♪」と二人が座っているソファーにきて突然言いだした

「私は食べに行ってもよろしくてよ?ねぇ、はるか」

「あぁ…さっそく行くことにするか」
三人はよそ行きの洋服に着替えるとはるかの車で出かけた

出かけた先はもちろんmでお馴染みのマクドナルド…
マックの駐車場に車をとめてマックの中に入っていく
入るなりレストラン感覚でズタズタと入っていき
「ここの席がいい♪」

ほたるは窓側の席を見つければそちらに座ればみちるも
「外からの見張らしもいいわね。ここにしましょう」といって座る

はるかは“僕らだけ浮いてるような気がするな…”とおもい人目を気にしながら席に座る

「何にしょうかしら…」といいながらメニュー表を探しているみちる

「ねぇ、はるかパパメニュー表は?」

「そこら辺にあるんじゃないかな…」
そう言いながら三人そろって探しているが見当たらずに
「メニュー表はないのかしら?」
とちょうど通りかかった店員にきく

「メニューならあちらのカウンターの方で頼まれてください」

店員もこんなことを聞かれたのははじめてなのか笑いをこらえながらそう答えて
「ありがとう」
みちるがお礼をいうと店員は笑いをこらえきれずに慌てて奥へと引っ込んでいった

「ここって変わってるわね?はるか」

「あぁ…たまには少し変わった店でいいんじゃないか?」

椅子にゆったりと座ってみちるをみて言う
「そうね…気に入ったわ」

はるかに言われればみちるはクスクスと笑って“いつもとは違うレストランもいいわね”と内心おもい違いのことを考えていた

「二人とも注文しに行こうよ♪」

その二人の空間からほたるはハンバーガーを食べてみたくて楽しみで仕方ないらしく注文をしにいこうと言い出した

「あぁそうだな」

「えぇ」
二人はほたるをみてニッコリと微笑んで椅子からたちあがればカウンターへとむかっていく

カウンターはお昼の時間なので人がたくさん並んでいる

「ここって人気なのね?」

「だって広告にかいてあるくらいだもん♪」

「そのようだな…」

しばらく列に並んで順番がくると

「いらっしゃいませ。こちらでお召し上がりでしょうか?」

「えぇ…」

「ご注文は何にされますか?」

「メニュー表はどちらにあるのかしら?」

「こちらの中からお選びください」

カウンターに貼ってあるメニュー表を指差しながら店員がニコニコとしてはっきりした言葉でみちるに言う

「これはなにかしら?」
みちるはフィッシュバーガーを指差して店員に聞く

「これはお魚が入ったハンバーガーです」

「お魚がハンバーグと一緒に入っているのかしら?」

店員にそう答えられるとハンバーグと魚がはいっているものだと考えてしまったらしくおかしな組み合わせだと思えば店員に聞き返す

「いえ…ハンバーグは入っておりません。お魚だけがパンに挟まってます」

間違った説明をしてしまったかと店員は簡単に説明をした

するとみちるは不満そうな表情をしてほたるをみてハンバーグが入ってないと聞き間違えなのに勘違いしてほたるに言う

「そう…ほたるハンバーグが入ってないそうよ?」

それを聞いたほたるは残念そうな表情をしながらそう呟く

「えっーハンバーグがはいったハンバーガーが食べたい」

その会話を聞いていた店員が
「ハンバーグが入っているものでしたらこちらにございますよ」
とメニュー表を指差しながら丁寧に説明し始めた

「じゃあ、このハンバーガーのセットを三つお願いするわ」

だいぶ先程より注文の理解ができたのかハンバーガーのセットを注文すると店員が「セットのお飲み物はどうされますか?」と聞く

「私はオレンジジュースがいい♪」
とほたるが答えればみちるは
「私はミルクティでいいわ」
と答えると店員が「すみませんがミルクティは当店ではおいておりません」

「そう…困ったわね。はるかはなにがいいかしら?」

だいすきなミルクティがこの店にはないということをしり困ったわような表情をしてからはるかに話をふって
「僕はコーヒーで」

「コーヒーはアイスとホットとございますがどちらにされますか?」

「じゃあホットでお砂糖は二杯で頼むよ」

店員に得意気にウィンクをするはるか

「お砂糖の方はご自分で調節できますので」

「ならそれで頼むよ」

「私もはるかと同じものでよろしくてよ?」

ミルクティがなかったのではるかと同じコーヒーを注文する

「かしこまりました。他にご注文はございますか?」

「このスマイルゼロ円ってなにかしら?」

メニュー表の一番下の欄にスマイルゼロ円とかかれているところをみつけたみちるは店員に首をかしげて問いかける

「こちらはこういうことですね」

ニコニコっと先程より笑顔でいう店員

「どういうことかしら?ねぇ、はるか」みちるとほたるは分からずに首を傾げていた

はるかはピンっときたようすでフッと笑ってから
「スマイルっていうのは日本語にすると笑顔だろう?それが0円つまり笑顔はただだってことさ」

「そういうことだったのね」

「あぁ…可愛らしい笑顔をありがとう。きみにはその笑顔がとても似合うよ。こんなに可愛い笑顔をみたら元気になれるよ」
とみちるに説明をしおえると店員の手を握ってはるかお得意の口説い言葉を言っていると「はるか!また悪い癖が出たわね」“今日という今日は許さないわよ”と凄い表情いやいかにも今すぐにでもの戦闘体制ではるかを見る
「や…っ…そのみちる…」言い返しができない状況に至ってしまったはるかは必死で“後で二人きりになった時でいいじゃないか”と耳元で小さな声で言う

「あら?はるかはいつも後で後でって回すけれども一度だって聞いてもらったためしがなくってよ?」と意地悪な笑みを浮かべてみちるははるかを見つめる

「今日は絶対きみのいう通りにするよ…だから頼むよ」と言わざる終えなくなり困った表情をしたままみちるに謝っている

その姿を見ていた回りの人が「こんなところで痴話喧嘩かしら?」「仲がいい夫婦ね」と言われているがほたるは恥ずかしくなって二人の間に入って「もうはるかパパ!みちるママ!」とおこったようすではるかとみちるを呼ぶ

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