ポケスペ

幼少期物語〔サファイア編〕
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あの日、ルビーと出会ってから、2年が経過して、サファイアは7歳になった。サファイアは…彼のことばかり考えていた。

でも、最近気になってる事があるらしい。オダマキ博士がたまに、出かけて居なくなるが、帰ってきたらニコニコ顔で帰って来る。嬉しそうにその日は上機嫌になっているそうだ。
そこで、サファイアは、今日、オダマキ博士の後を追っている。

ズバット『バサバサバサバサ』

サファイア「キャ‼」
洞窟の中に入っていくが、ズバットの群れに遭遇する。サファイアは"なんで、父ちゃんはこげなとこに行きよると?"と思いながらついて行くと洞窟の奥の方で何やら誰かと話をしている。

オダマキ博士「今来たよ♩キミも本当に好きだね。その格好」

オダマキ博士は、葉っぱで身を包む女性に向かって話しかけている。遠くから岩陰に隠れてサファイアはそれを見ている為に何と話しているかは聞こえていない。

サファイア母「ここでしか、あんたが着たらダメって言ったけんったい!」


オダマキ博士は困り顔になり苦笑いしながら
オダマキ博士「ハハハ…流石に外でそれで歩かれたら困るよ」

サファイア母「あたしは平気やけん。でも、あんたがどーしてもダメって言うけん、仕方なしにココに来て開放的になっとっと!」

オダマキ博士「本当キミは昔とちっとも変わらないね。でも、そんな純粋なキミだから結婚したんだけどね。サファイアには今まで通り頼むよ?」

サファイア母「あんたとの約束けん仕方なか。ちゃんと、守ってやるたい!」

リングマ『ドスドスドス』
その足音に、サファイアは後ろを振り返ると、そこには、リングマが立っていた。

サファイア「キャァァー‼」

サファイアは甲高い声で叫んだ。すると、その声にオダマキ博士とサファイアの母も一緒に声のする方へ向かう。

オダマキ博士「サファイア!どうしてここに?」

オダマキ博士はサファイアがここまでついて来た事にビックリしているが、怖がっている彼女をギュッと抱きしめる。
サファイアの母は、その横でリングマに向かっていきポケモンの言葉で話している。

サファイア母「✳✳✳@✳♯!〔リングマ、あたしの娘ったい!怪しいやつじゃなかっ!〕」

そんな母の姿を見たサファイアは、“いつもは、優しくしてくれてお洒落にしとるとに、こげな一面もあるったい♩かっこよか‼“と普段と違う母の姿にウットリと見惚れている。

サファイアの母はリングマをモンスターボールに入れるとオダマキ博士の方を見て罰が悪そうな表情をしている。

サファイア母「あんたとの約束守られんやった。すまんっち」

オダマキ博士「見られてしまったからには仕方ないさ」

サファイア母「サファイアに何て説明したら良かやろうか?」

オダマキ博士「ありのまま話すといいさ。私とキミの子だ。きっと分かってくれるさ♪」

サファイア母「それもそうやね!くよくよ考えても仕方なかっ!」

サファイア『…zzz』

スヤスヤと寝息が聞こえる。どうやら、サファイアは歩き疲れてオダマキ博士に抱っこされたまま眠ってしまったようだ。時計を見るともう夕方の時間になっていることに気づく。

オダマキ博士「サファイア寝てしまったようだね。キミも服に着替えて家に帰ろう?」

サファイアの母は頷くと洋服に着替える。

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